今回は、低設定を打つリスクについて考えたいと思います。スロットを打つにあたり、低設定を絶対に打たないということは、ほぼ不可能です。しかし、スロットで勝っていくためには、高設定を打つ時間を少しでも多くしなければいけません。
それでは、どのくらいの時間低設定を打ってしまっても大丈夫なのかを具体的な例を使って説明したいと思います。
〜仮定〜
稼働時間:12時間
遊戯速度:700回転/時
遊戯した台①:設定2を8時間(機械割98%)
遊戯した台②:設定5を4時間(機械割107%)
上記の条件で終日稼働をした場合、果たして期待値はプラスなのでしょうか?感覚的には、設定2を打っている時間の方が長いので、負けそうな気がしませんか?
とりあえず計算してみます。
(8/12✖️98%)+(4/12✖️107%)
=65.333%+35.667%
=101%
なんと、設定2を8時間打ってしまっても、設定5をたったの4時間打てれば、機械割が101%になる事がわかりました。こうやって考えてみると、機械割100%を超えるのって、案外簡単だと思いませんか?
設定2と設定5の機械割は、私の決めた適当な値ですが、大きく的外れな機械割ではないかと思います。
ちなみに、私が通っているホールは、設定2と設定5が多いので、このような仮定で計算してみました。そのホールで扱われている最低設定値と最高設定値にもよりますが、イメージ的には朝イチ失敗してしまっても、状況分析をして後ヅモさえ出来れば、4時間程度高設定を打つだけでも1日単位で見るとプラス期待値の稼働をすることが出来るということになります。
私は妻子持ちのサラリーマンですので、仕事終わりにちょろっとスロットに行く事が多く、稼働時間も長くは無いので、夕方からスロットに行く時は、座った段階でそれなりに高設定の可能性が高いところにしか座りませんが、朝イチから打ちに行くこともあります。朝イチでツモるつもりでは行きますが、精神安定のためにも、後ヅモ出来れば良いや!くらいの軽い気持ちで行くようにしています。それは、8時間低設定を打っても4時間高設定を打てばプラス期待値の稼働になるということを知っているから出来る考え方です。知らなければ、低設定8時間も打ってしまったら、勝てるわけない!と考えてしまいませんか?一番大切なのは、朝イチで低設定を絶対に打たないぞ!と消極的になることよりも、朝イチでツモれなくても、途中でホール状況をしっかり分析して2台目でツモるぞ!という意気込みだと、私うきしは考えます。